監視型社会のリアルを描いた警告の書『ゼロ』 ZERO

ゼロ

評価 星5つ
著者 マルク・エルスべルグ
出版社 角川文庫
価格 上下各880円(税別)
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監視社会、SNSの普及が進むとどんな社会になり得るのか、
サスペンスの中にリアリティをもつ多くの要素を散りばめながら、ひとつの例が示されています。

既に実現ないしは実現しつつあるIT系技術や心理学を組み合わせれば
できてしまうことばかりで、利便性と危険性が背中合わせの世界で起きる事件が
スリリングに描かれています。

否定しようにも否応なしに進むものもあれば、
うまく活用して豊かな人生に役立てることもできる多くの技術。

便利な製品やサービスを提供する側と提供される側の視点の違い、
何を意図するかでいかに結果が変わってくるか、いろいろ考えさせられます。

2014年にドイツで大ヒットした小説ですが、文芸作品というよりは長編科学コラム的な作品かも知れません。
ご一読をおススメします!

ゼロ

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